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ツルオン感想ブログ

映画や本や音楽に触れた時の思いを書いてきます。

本:横浜駅SF

僕はSFが好きである。

子供の頃にスターウォーズを見たことで好きになったと思うが、それ以来、和洋、実写、アニメ、本にかかわらず気になるものを手に取っている。

スターウォーズ攻殻機動隊も好きなのだが、個人的に異質で大好きなのが椎名誠さんのSF小説だ。「アド・バード」、「武装島田倉庫」、「水域」、「みるなの木」などの世界観は本当に独特で面白い。独特にしているのが、椎名さん独特のキャラクターのネーミングだと思う。地ばしりや赤舌といった謎の生物がたくさんでてくる。また、個人的な感覚で申し訳ないが、ほかのSF小説は読みながら頭の中に浮かぶ世界はクリアだが、椎名SFの世界はザラザラしている。こういった世界観にはまり、何回も繰り返し読んだ。

 

そんななか、年末本屋をうろうろしていたら見つけたこの本、「横浜駅SF」。

アド・バード以来の和製SFという帯がついており、即購入した。

では、あらすじを。

 改築工事を繰り返す<横浜駅>が、ついに自己増殖を開始。
   それから数百年――JR北日本・JR福岡2社が独自技術で防衛戦を続けるものの、日本は本州の99%が横浜駅化した。

   脳に埋め込まれたSuika で人間が管理されるエキナカ社会。
その外側で暮らす非Suika 住民のヒロトは、駅への反逆で追放された男から『18きっぷ』と、ある使命を託された。
   はたして、横浜駅には何があるのか。人類の未来を懸けた、 横浜駅構内5日間400キロの旅がはじまる――。

 yokohamaekisf.kadokawa.co.jp

 横浜駅が自己増殖!もうこの1文でわくわくが止まらなかった。

本州のほとんどにまで増殖した横浜駅で出会う奇天烈なロボットや地名(九十九段下、42番出口)は椎名SFに通じるものがあって、またこういった世界に出会えたと本当に嬉しくなった。

番外編もすでに予定されているようで非常に楽しみである。

 

椎名SFが好きな方はぜひ読んでください。

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