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ツルオン感想ブログ

映画や本や音楽に触れた時の思いを書いてきます。

映画:夢売るふたり

永い言い訳』完成記念。個人的西川美和キャンペーン第1段。
新作でたので、旧作を全部見ようぜっていう個人的キャンペーンです(笑)

 

               

あらすじ

『ディア・ドクター』などで高評価を得た西川美和監督がメガホンを取り、松たか子阿部サダヲが結婚詐欺に手を染める夫婦を演じる異色のラブ・ストーリー小料理屋を営む夫婦が火事で全てを失ったことから始めた結婚詐欺を通して、複雑で深遠な男と女の関係を描き出す。主演の二人に加えて、結婚詐欺に引っ掛かる女たちを演じる田中麗奈鈴木砂羽木村多江のほか、以前西川作品に出演した香川照之笑福亭鶴瓶などが共演。うそをテーマに人間の業をえぐり出す西川監督らしいストーリーと、豪華キャストによる演技に期待が持てる。

東京の片隅で小料理屋を営む貫也(阿部サダヲ)と妻の里子(松たか子)。店は小さいながらも順風満帆だったが、火事で全てを失ってしまう。ある日、貫也が常連客と一夜を共にし、すぐに里子の知るところとなるが、里子は結婚詐欺で金をだまし取ることを考案する。結婚願望の強いOLなど寂しい女たちの心の隙につけ込んで、店を再開するための資金を稼ぐ二人。しかし、夫婦の関係に影が差し始め……。

www.cinematoday.jp

 

ああ、これこれ!西川美和さんの作品だなぁ!
ほんとに、人間の微妙な感情を描くのがうまいなぁと毎回思う。
イイ人なんだろなぁと見てる側に思わせて安心させておいて、ダークな感情をズバッとみせてくる瞬間がほんとに好き。(その逆もあるけれど)人間て怖いな~とドキッとする。

けどそれは映画の中だけのことではなくて、よーく注意していると日常でもよく起きてることで。。。そういえば、友達のあの時の表情もこんな感じだったななんて思い出したりして。。。

自分の中にあるそんな一面を探し始めてみたりもしちゃって。。。

 

今回は、結婚詐欺の話と称して、大人の男女関係の話が題材。
寂しい現代の大人たちの恋に落ちる瞬間、誰かに心を許したくなる瞬間がいくつも描かれていた。
学生の頃に見てたらきっとあまりピンとこない感情だろうな。今、アラサーだから少しわかったんだろうなぁ。

独りなので、ふと寂しくなる時の気持ちはよくわかります笑。
自分ではもう無理なんじゃないかと思ったところに、見えた(売られた)恋(夢)。
そんな心の隙間に入り込まれたら、金払っちゃうよ、すがっちゃうよ(笑)

松たか子の夫への嫉妬とかは、夫婦になったらわかるんだろうなぁと思った。
最初は自分で夫をコントロールしてたからいいけど、途中から夫が自主的に詐欺を始める(女性と関係をもつ)となんとなく嫌。うーん、ありそう。

 

中年になったら、また違った感想を持ちそうで楽しみ。
おっさんになったらまた見よう。
奥さんと一緒に見るのは怖いけど。